14.なおキの決断②_ニュージーランド物語
こんにちは、なおキです。
この前のブログで
電車の中に折り畳み傘を
忘れてきたと言っていましたが…
なんと、見つかりました!
駅に届けられていたみたいです(´▽`)
そんなハッピーな気持ちの僕が
なぜニュージーランドへ
行こうと決断したのか?
今回は、そのきっかけについて
お話したいと思います。
※前回の記事はこちら ↓
突然ですが
今回は
物語形式でお送りしようと思います(笑)
初めての試みで、
上手く伝わるか不安ですが…
少しの間、お付き合いくださいm(__)m
それでは・・
ニュージーランド物語の
開幕です!
『ニュージーランド物語』
作/絵 なおキ
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1.出会い
2018年9月下旬
なおキは、ある決断をした。
「あ、ここにつながっていたんだ」
ある先生との出会いが、なおキを
新しいステージへと導いてくれたのであった。
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~さかのぼること5か月前
2018年4月上旬
大学3年生のなおキは、
3月にベトナムへ行き
大きな達成感を感じていた。
しかし、達成感と同時に
「次に進みたい方向」が
見つからずにいた。
そんなとき、ある先生との出会いが
なおキに転機をもたらした。
ー 出会いとは不思議なものである。
それは突然のことであった。
3年目の大学生活が
あと少しで始まるという頃。
なおキは用があり、大学へ来ていた。
そして、たまたま大学内で会った
同じ学部の友達、Mと一緒に昼食をとっていた。
Mは、なおキがベトナムへ行ったことを
知っていたためであろう。
「海外について学べる授業、一緒に取らない?」と
なおキを誘った。
ベトナムへ行き、海外について
もっと学びたいと思っていた
なおキは、
「面白そうだね」と言葉を返した。
そして、なおキとMは
授業を担当している先生の研究室を
訪ねることにした。
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このときに研究室を訪ね、
会うことができなかったとしたら
この先生と会うことは、
二度となかったかもしれない。
なぜなら、
「会ってみてから履修を考えよう」
そのぐらい軽い気持ちでいたから。
ー 人生とは面白いものだ。
研究室の前に行くと
閉鎖的ではなく、扉は全開で
開放感があふれている扉から
あたたかい雰囲気を感じた。
そして、中に入ってみると
背の高い男性が、満面の笑みで現れた。
その男性とは、
なおキを新しいステージへと
導いてくれた
P先生である。
「ハ~イ!ユアウェルカム!!」
P先生は、なおキとMを歓迎してくれた。
そして、少しの間
P先生との会話を楽しんだ。
「この先生の授業、面白そうかも!」
なおキとMは
履修することを決めた。
このときはまだ、知るよしもなかった。
この出会いが、
なおキに転機をもたらすとは・・
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2.P先生
大学3年目を迎え、
P先生の授業を受けることになった。
なおキにとって
大きな影響を与えたP先生とは
どんな人物なのだろうか?
ここで少し紹介することにしよう。
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P先生はニュージーランド出身。
もう70近くになるというのに
年齢を感じさせない、
エネルギッシュな先生だ。
また、
日本に来て、長いため
日本語を話すことができる。
なおキとP先生の会話は、
日本語でやり取りすることが多い。
ちなみにP先生の奥さんは、日本人の方。
なおキは、何度もお会いしたことがある。
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特徴的なのは
授業の合間や終わりに
P先生は、
「ガソリン」
と言って学生に
チョコとハリボー(お菓子)を配る
そんな気前が良い先生だ。
そして、
学生と対等に接してくれるため、
人気も高く、P先生のファンも多いのではないか?
なおキは間違いなく、その1人だ(笑)
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3.決断
「P先生のような大人になりたい!」と思った
なおキ。
まずは、P先生の母国である
ニュージーランドについて興味を持った。
P先生は、
「どんな教育を受けてきたのだろうか?」
そこで調べてみたのが
ニュージーランドの保育についてである。
これがとても面白かった。
(※詳しくは次回以降の記事で>>>)
他にも
マオリと呼ばれる先住民について
ニュージーランドの文化について
など
調べれば調べるほど
深みにハマっていった。
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そして、7月下旬のこと。
P先生は授業の最後に
あるチラシを配った。
「あ、ここにつながっていたんだな」
なおキは思った。
それは、
春の海外語学研修 inニュージーランド
参加者を募集するチラシだった。
P先生との出会いが、次のステージを
用意してくれていたとは…
なおキの前に大きなチャンスが
舞い込んだ瞬間であった。
この機会があると聞いたときから
意志は固まっていた。
「この研修に参加する!」
こうして、なおキは
決断したのである。
ニュージーランドへ行く
と。
この決断が、なおキにとって
どのような結果をもたらすのか?
続く・・・
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まとめ
ここまで読んでいただき、
ありがとうございます。
僕が、
なぜニュージーランドへ
行こうと決断したのか?
この物語を通して、
きっかけについて
分かっていただけたならば、
嬉しい限りです(*^^)v
本文の中には描き切れないほど
たくさんの物語がありました。
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P先生は、僕が研究室に顔を出すと
いつも温かく迎え入れてくれた。
「ウェルカム!ドリンク、ユアマイセルフ」
もうお決まりのフレーズになった。
研究室
いや、
P先生の部屋では
大学生活のこと、進路のこと
たくさんの話をした。
そこでは、P先生の奥さんにも
大変お世話になった。
ベトナムの報告会
オープンキャンパスの動画作成
ニュージーランドの保育についての発表
振り返ってみると、
何かある度に、近況を伝えていた。
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P先生は、
なおキの報告を聴く度に
「素晴らしい!頑張ったね」と
ポジティブな言葉がけ
「ここをこうしてみたら、もっと良くなるよ」と
的確なアドバイス
授業の中で
次につながる課題
など
たくさんの”愛”を与えてくれた。
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また、
P先生の部屋に行くと
お菓子・アイスクリーム、飲み物など
たくさんの”モノ”を与えてくれた。
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そして、
この場所にいると
気づいたら、たくさんの人に囲まれていた。
学年・学部学科を問わず、多くの学生が
P先生の部屋を訪れた。
中にはP先生に会うために休日、
時間を作り、訪れる卒業生もいた。
不思議と面白い出会いがたくさんあった。
なおキに居場所
つまり、
素晴らしい”環境”を与えてくれた。
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見返りを求めず、
愛・モノ・環境を与えてくれた
P先生は、まさに…
与え続ける人
Giverである。
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最後に
これまで、
ニュージーランドへ行くことを
決断するまでの道のりを辿ってきました。
人との出会い
素晴らしい環境との出会い
上に挙げた2つが、大きく関係していました。
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春の海外語学研修 inニュージーランド
僕を新しいステージへと導いてくれたP先生。
同じ学部の友達、Mの一言がなければ
僕はP先生と会うことはなかったでしょう。
Mには感謝しかありません(>_<)
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P先生は、今年度をもって定年退職するそうです。
その最後の年に出会うことができたのは、
何かの縁だと感じています。
これは、P先生が最後に与えてくれた機会。
この機会をものにしたら
何かスゴイことが起きる予感がしています。
直感ですが(笑)
ニュージーランドへ行き、
どんなことがしたいのかは
次回以降のブログで書きます。
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その前に③では、
ニュージーランドの保育について
紹介します!
お楽しみに♪